MARKAWARE、もう一つの夏素材

こんにちは、フジイです。

2022AWのデリバリーがスタートしておりますが、
まだまだ暑い日が続き、秋冬物のイメージが出来ない、なんてことを思う方もいるのではないでしょうか。
私は買った物をすぐに着たい、使いたいと思ってしまうタイプなので秋冬物を買っても今すぐ着れないともどかしく思います。
そのため、今買う秋冬物は今の時期でも着れる長袖シャツやパンツが多くなります。
しかし、現状はまだまだ気温が高く、Tシャツに頼りがち。秋冬物も欲しいけど今すぐ着れるもの、ということで
今回ご紹介するのはMARKAWAREの夏の定番素材になりつつある素材のアイテムです。

MARKAWAREの夏の定番素材と言えば「オーガニックウールトロピカル」と「スーパー120’sウールトロピカル」ですが、
人気がじわじわと出てきている新、夏の定番素材「ヘンプ細布」。

ヘンプとは麻の一種で、麻にはリネン、ラミー、ジュート、ヘンプがあります。
ヘンプは、日本語で「大麻」と言います。もともとは日本も戦前には栽培もされており、
その原料でヘンプ糸にし生地にしていたそうです。
紀元前8000 万年(約1万年前)の鳥浜遺跡(福井県)で麻縄が出土していたりと、
日本古来からヘンプ素材は存在していた物なのです。

元々は衣料品として使用出来ないほど硬い素材でしたが、糸や加工の進化でヘンプ糸を細く紡ぐことが出来るようになり、
柔らかくすることが可能になったそうです。

素材の特徴としては、
①調湿性・・・ヘンプ繊維には無数の微細穴があり、調湿性に優れています。
湿度が高い時には吸湿、湿度が低い時にはその逆、というように
湿度を一定にしてくれます。
②強力性・・・ヘンプは他の繊維素材と比べると強度に優れています。湿気を与えると更に強度が上がるそうです。
③サステナブル・・・農薬・化学肥料不要、土壌が改良される、不良土でも育つ、あらゆる土地・環境で栽培可能など。
ヘンプは現在、世界的に注目されているサステナブルな素材となっております。

他にも抗菌性・静菌性・消臭性・UVカット性があると言われてますが、
上記3点で十分すぎるほどのヘンプという素材の特徴なので今回は割愛させていただきます。

素材の話はこの辺にしてアイテムのご紹介へ。

インラインでは、W COLLAR SHIRT、PLEATED SHORTS、FLAT FRONT EASY PANTS、EASY CARGO PANTSの4型、
カラーはSAGEとCHARCOAL GRAYの各型2色を仕入れております。
W COLLAR SHIRTはその名の通り、レギュラーカラーとバンドカラーの切り替えが可能な長袖シャツ。
CHARCOAL GRAYが完売となっておりますが、WHITEもおすすめです。白シャツなのに素材はヘンプっていう優越感みたいな。

ボトムスは、履いてることを忘れてしまうほど涼しく感じるPLEATED SHORTSと
Diffusionで展開した時からおすすめしているFLAT FRONT EASY PANTS
(ストレートシルエットのような太すぎず細すぎないシルエットがどんなトップスとも合う万能パンツです)と
カーゴパンツなのに太すぎないシルエットで綺麗な雰囲気を感じさせてくれる
EASY CARGO PANTSがあります。

シャツを透かしてみたお写真があったかと思いますが、しっかり透けます。
もちろんインナーは着て着用されると思いますが、肌やインナーが透けて見えるということはなさそうです。
透け具合から、いかにも涼しそう。と言いますか涼しいです。肌離れも良くてすごく快適ですよヘンプ100%の素材は。
夏、着ないより着た方が涼しいかもしれない素材って魅力的ではないでしょうか。

インラインとは別でスポットアイテムとして展開のあった、OPEN COLLAR SHIRTとCLASSIC FIT EASY PANTS。
カラーはD.OLIVEのみの取り扱いでしたが、意外にもこのカラーの評判が良くて、気付けばシャツは残り1点に。
セットアップで着てシャツインインをすれば、オールインワンのような雰囲気で着て頂けます。
もちろん単体でも色んな色合わせが出来そうで大活躍間違いなしです。

もう1型スポットアイテムがあります。
素材はヘンプ100%かと思いきや、ウール50%とヘンプ50%。
冒頭でもお話したMARKAWAREの定番素材「スーパー120’sウール」とヘンプの合わせ技。
良いとこ取りでしかないこの素材は今までにはない素材に仕上がっております。
スーパー120’sウールの上品な光沢と肌当たりの良さに、ヘンプの涼しさと肌離れの良さ。
ヘンプの100%よりも生地のシャリ感が少なく履きやすい。挙げ出したら何個も良い点が出てきます。
また、シルエットはCLASSIC FITなので太いシルエットで肌との空間ができ、履いていて気持ち良いです。

ヘンプ100%とウール50%/ヘンプ50%の見た目はかなり少しではありますが表面の素材感に違いがあります。
左がヘンプ100%、右がウール50%/ヘンプ50%です。
ヘンプ100%の方が若干シワ感が強く出ています。
ウール50%/ヘンプ50%はウールの特徴でもあるシワが付きにくいことから、シワ感は控えめです。

どちらの素材にも良さはあって、実物を見た時の雰囲気や風合いなど、
ご自身に当てはまる方、ビビッとくる方をお選び頂ければと思います。
ちなみにどちらの素材も家庭での洗濯が可能なのでどちらもおすすめではありますが、
私フジイ的にはガシガシ洗えて、シワ感などの雰囲気が楽しめるヘンプ100%が好きです。

さあ、残りの夏もヘンプで涼しく快適に乗り切りましょう。

ヘンプ100%
W COLLAR SHIRT 

PLEATED SHORTS

FLAT FRONT EASY PANTS

EASY CARGO PANTS

OPEN COLLAR SHIRT

CLASSIC FIT EASY PANTS

ウール50%/ヘンプ50%
CLASSIC FIT TROUSERS Ⅲ

 


 

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三重県出身。 アパレル歴4年。 大好物は梅干し。
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