MARKAWARE | POLO COLLAR SHIRTS

MARKAWAREPOLOCOLLARSHIRTSWHITE

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□DESIGNER EXPLANATION | デザイナー解説

MARKAWAREではブランド設立以来、オックスフォードという素材に強く思い入れを抱いています。
1990年代半ば以降から2000年代前半には他の素材におされて存在価値が低かったオックスフォードも2000年代半ば以降、メンズシャツの定番素材と して復活、君臨するようになりました。その背景にはアメトラの復活があるのは言うに及びませんが、その洗いざらしで着たときに出る清潔感と粗野感のバラン スを多くの人が求めた結果だと感じています。

MARKAWAREではこのオックスフォードをずっと糸から別注して作り続けてきました。
最初の数年前はほぼ毎シーズンアップデートしながら、様々な糸・打ち込み本数・仕上げ・などをテストしてきました。その途中ではわざと少し粗い糸を使って ワーク感を高めた素材にしてみたり、少し細い番手の糸を使用して綺麗めにしてみたり。MARKAWAREでの使用を止めた後、海外のビッグブランドが定番 として使用した生地もあります。試行錯誤を繰り返した結果、現在の数シーズンに亘って定番として使用するオックスフォードが出来上がりました。

古いオックスフォードを調べると、タテ糸は比較的粗野な糸を使用しているのですが、緯糸に良い糸を打ち込んでいます。この良い原料を使用した太番の緯糸が オックスの表情を決めています。MARKAWAREのオリジナルオックスではどうかといえば、タテ糸にオーストラリアの糸を使用し、緯糸にスーピマ超長綿 を使用しています。この糸をシャトル織機で織り上げていますが、この際の打ち込み本数は試織段階で数種類のテストして洗い試験を行い、風合いとタテヨコの 縮率が最も良い本数を選択。その結果タテ120本に対しヨコ50本の打ち込みという結果が出ました。

仕上げは当初、岡山産地で行っていました。
理由は岡山にあるクリップテンターという生地の耳に穴を開けずに仕上げ加工が出来る幅出機を持った工場で処理したかった為です。しかし、岡山県で仕上げる と産地の特性上、どうしてもワークウェア的な表情の生地が出来上がってしまいます。そうすると目指しているドレスとカジュアルの中間に位置するオックス フォードが作れない。その為、播州産地(兵庫県西脇市)で仕上げ加工をするようにしました。西脇にあるのはピンテンターという耳に穴の開いてしまう幅出機 です。穴は開いてしまいますが、ブルックスブラザーズなど世界中のアパレルにオックスフォード素材を輸出するこの地域はきっちりと理想の仕上げを施してく れました。こうして完成したのが現在使用しているオリジナルセルビッジオックスフォードです。

パターンを見直した定番のボタンダウンシャツ。
袖幅を大きくさせ、肩周りにも緩さを出すことで今の雰囲気にあった直線的に落ちる、リラックスしたシルエットでより着易くしかもより美しく見えるシャツが出来上がったと思っています。
長年MARKAWARE、markaのドレスシャツを縫って頂いている佐賀県唐津市の「アイディー工房」で縫っています。
細番手の糸を使った細かい運針、折り伏せ・巻き縫いの美しさなどをご覧下さい。

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□PRODUCT DETAIL
ORIGINAL SELVEDGE OXFORDを使用したMARKAWAREのオックスフォードシャツ。生地には経糸にオーストラリア産綿糸、緯糸にアメリカ産綿花の内、最高級の品質を誇 るピマコットンの中でも更に厳選された品質の高い柔軟性や耐久性、発色の良いスーピマコットン素材(超長綿)の綿糸を用いてオリジナルで製作したセルビッ ジオックスフォード生地を使用しています。旧式のシャトル織機で経糸に150本、緯糸に50本と計算された糸の打ち込み本数でゆっくりと打ち込み、時間を 掛けて織り上げる事で高密度ながらも着馴染んだ様なふっくらとした柔らかさを持つクラシックな風合いに。コーマ糸を使用し、40番手引き揃えを経に、20 番手を緯に使用し、一般的なオックス地と比較し10%以上打ち込みを良くしている為、程良い肉感を持ち、経年変化での肌馴染みの良さが特徴的な素材です。 衿はボタンダウンカラー仕様、袖口はロールアップした際にも綺麗な見た目を演出するサブボタンが付いたシングルカフス仕様となります。左胸にはタバコが一 箱入る程度の大きさのポケットが付きます。使用している釦にはMARKAWARE JAPANとネームを入れた肉厚なシェルボタンを採用しています。ラウンドした裾のマチ部分には耳付きの補強布が付きます。肩はセットインスリーブ、ヨー クはスプリットヨークでフィッティングを高め、センターボックスプリーツで動き易さを考慮した作りとなっています。着用した際のシルエットは MARKAWARE定番のシャツを元に着丈はそのままにアームや肩周り、身幅にゆとりを持たせたリラックスした印象の細身シルエットに仕上がっています。 MARKAWAREのシャツシリーズは1mm以下のコバステッチ、3mmの折伏せを24針で行い、剣ボロ裏の始末を袋状に行う等、高い生産技術を持つ工場 で拘った縫製を行っております。

□SIZE SPEC
【1】身幅53.0cm 胴幅53.0cm 裾幅53.0cm 着丈71.0cm 肩幅45.0cm 袖丈59.0cm 首周42.0cm
【2】身幅55.0cm 胴幅55.0cm 裾幅55.0cm 着丈73.0cm 肩幅47.0cm 袖丈61.0cm 首周43.0cm
【3】身幅57.0cm 胴幅57.0cm 裾幅57.0cm 着丈75.0cm 肩幅49.0cm 袖丈63.0cm 首周44.0cm

□QUALITY
COTTON100%

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